1999年9月5日 恒例!第2回ファイナルコンサートツアー

(博多ドラムロゴス)

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博多でアンジー、は、夢だった。
7年前はついたばかりの有給休暇を使える状況になく、涙をのんだ。
もうそういう機会が訪れないんだろうかと思った。
このツアーの日程が発表されたときも無理だった。縁がないのかと思った。
日程が変更になった。飛びついた。チケットを譲ってくださった方とに感謝感謝。
思わずTシャツまでデザインし始めるに至り、かなりテンション高すぎ。

この博多を前に、衝撃的な事実が明らかになった。
水戸さんはこのツアー中、「相田みつをか326(ミツル)か俺か」と「三大イイコト言い」だと自らを称し、「手紙などは310(ミト)宛で」などと語っていた。確かに、と、ワタシは思った(^^;)が、どうもこのツアーに足をはこんだ或るひとが、この326をやくみつるだと思っていたらしいのだ。うーむ。いちおう確認のために。
326ってぇのはこんなかんじ
これ以降、ギャグでもこのネタは受け付けないので念のため(謎)

たしかにかなり「おだって」いた。(←これは美しき北海道弁かもしれない)
前日から九州に入って、小倉で競馬をみたり、高速なかたに号(小倉-天神間の高速バス)で博多に入ったりした。博多ではあの 「レッドマン」におじゃました。あくまでも「ステーキ屋」であることが嬉しかった。ステーキは美味しゅうございました、である。

当日は雨に降られた。天神でバス(都心部は100円!)を降りて、雨に濡れつつロゴスを目指した先に、ジュークレコードがあった。おじゃましたけどあまりご挨拶も出来ず失礼しましたです。
ロゴスに着くと「当日券売場」に若干驚くも、周りで交わされることばの暖かさと勢いに、「ここが博多だなぁ」としんみりした。

なんだか懐かしい旧友を迎えるようなテンションのステージに、アンジーは立っていた。
MCもかなりひねりが利いていて、ここにはとても書けない(^^;)
「ミト〜」「ナカタニ〜」などという骨っぽい声援が飛んだのに、かなり感激を覚えたりもした。

メンバーのほうからのテンションも、すごくいい感じで伝わってきて、ブースカさんのギターソロ(腹々時計の前)のあとの「(立ち止まって、親指立てて、横向けて)イェーイ」のポーズもその後しばらくブームになったくらいの印象度だった。 博多に立っているというだけで、かなりおなかいっぱいだった。
ひとつひとつのうたが、ココロに染みてきた。
いろいろなうたを聴きながら、自分は自分で大きくなりながら、また待とうじゃないか、そんな思いを強くした。
いつになくおおきなこえで、「マグマの人よ」を自分に対してうたった。

アンコールでテンションは更に高まった。「奈々」の水戸さんの評価(?)は高めだった。そりゃそうだ。
20年近くアンジーを愛したひとも、泣いて戻ってきたひとも、第1回ファイナルコンサートツアーを見られなかったひとも、そして、このロゴスの外にいた数多くのアンジーを愛するひとも、最高の「バカ」になって、ココロがとけあっていたんだね、きっと。そう思えた。
これからもアンジーのうたをうたって、自分の気持ちを高ぶらせていくんだろう、そうして生きていくんだろう、そういう思いが、この場所にいた自分にかたちになってできた瞬間が、この博多にあったんだと思う。

また行くのでそのときはまた美味しいものを食べたり飲んだりしながら元気になりたいもんです〜と、そんなかんじ。そして傍らにはアンジーが。否、フロントにアンジーが、が、いいな。いつか。

◆曲順◆

1.天井裏から愛を込めて 2.アストロボーイ、アストロガール 3.太陽も知らんぷり 4.夜中の3時のロマンチック 5.徘徊(ライオンのうた) 6.ひまつぶし 7.しおしおのぱあ 8.Lesson 9.センチメンタル ストリート 10.言っちゃいけないことがある 11.すべての若き糞溜野郎ども 12.腹々時計〜毒々新聞〜天花粉〜サイレン(メドレー) 13.しあわせのしずく 14.東京コンフィデンシャル 15.誰だ 16.マグマの人よ 17.祈り 18.でくのぼう 19.ミミズ 20.素晴らしい僕ら

アンコール1;1.銀の腕時計 2.奈々
アンコール2;1.蠅の王様
アンコール3;1.幸運(ラッキー)
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